Lavender’s blue Yoga

《 陰ヨガ 》
静かにゆっくりと陰ヨガのアーサナ(ポーズ)を時間をかけてとることで、堅い靭帯や腱、経絡や筋膜にも働きかけ、経絡の気の流れを調和させていきます。

一般的に知られているヨガは立ちポーズなどを含め、動きのある陽の要素が多くそれらは筋肉や筋膜を伸張収縮させ強化を重視します。それに対して、陰ヨガはゆっくりと時間をかけて緊張している筋肉を緩ませたり、筋膜や関節の拘縮を和らげます。(姿勢により伸張、収縮、圧迫が起こりそれらの負荷が経絡に健全な負荷をかけます)

陰ヨガ自体が「瞑想」とも言われています。

深い呼吸とともに、静かにポーズをとることで、より内側に意識を向ける“内観の時間”でもあります。

自分の内側を感じ(内観)、静寂、無執着、ストレスを抱える日常から離れ、頑張りすぎない心へと戻り、さまざまな感情から解放されていくでしょう。

忙しい毎日、現代社会に生きる私たちに、静かになることや止まる事が大切であることを陰ヨガは気づかせてくれると思います。

《 中医学 》
・陰陽バランスの医学
・月と太陽、自然哲学から始まり
陰陽五行論が考え方の土台となります

生きる上で必要な“生命力”をヨガの伝統では「プラーナ」、中国では「気」と呼ばれます。気の巡り無くして生命はありません。気が少なすぎることも多すぎることも不調和となり心身に影響が出てきます。

その目には見えない“気” (生命のエネルギー)は私たちの全身にある経絡を巡ります。経絡は五臓六腑(内臓)、骨格、筋肉、皮膚や毛髪など体の全てを繋ぐエネルギーの専用通路。ヨガのお時間では自然との調和や、様々な日常での養生法と合わせながら

深い呼吸とともに陰ヨガのポーズの中でゆっくりと経絡の気の流れに調和をもたらしていきます。